2016年10月24日

中越地震から12年

APMの展示室の壁には、それぞれ名前があります。
北側壁面は「火の壁」、東側壁面は「雪の壁」、西側壁面は「美の壁」、そして南側壁面は「地の壁」です。
それぞれに由来があるのですが、本日は地の壁についてお話したいと思います。

s_161024-1.jpg

2004年、長岡市を含む新潟県中越地域は地震に見舞われました。
当時は美術館ではありませんでしたが、APMの建物も被害を受け、南の外壁にある窓ガラスに大きくヒビが入りました。

s_161024-2.jpg

「この地震の記憶を忘れてはならない」という思いから、ヒビの入った窓ガラスは(危なくないように補強した上で)そのまま残してあります。
APMへご来館の際は、展示だけでなく、ぜひ地の壁の窓ガラスも併せてご覧いただければと思います。

昨日は中越地震から12年目でした。
これからも地震の記憶を忘れてはならないと思いを新たにしました。

posted by apm at 19:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/177388029

この記事へのトラックバック