長岡も日中は暑いですが、朝晩はだいぶ涼しく過ごしやすくなってきました。
先頃このブログでお祭りについて書きましたが、今回は「提灯」の話をしたいと思います。
というのも、宮内と旧小出町(現魚沼市)では提灯がまったく違っていたのです。

↑こちらが宮内の提灯。丸くころんとした形がかわいらしく、白地に赤の桜?に品を感じます。

↑対して、こちらが旧小出町の提灯。縦長の円筒形。中央に大きく「献灯」の文字。暗くて見づらいのですが、献灯の文字を囲むように桜?の花が描かれています。
宮内と旧小出。提灯ひとつですが、なぜこんなにも違うのか?
宮内と旧小出の間にある、長岡市滝谷町、小千谷市、長岡市川口町、魚沼市堀之内はどちらの提灯タイプなのか?
これは要調査ですね。
判明次第、またこちらのブログでお知らせしたいと思います!
急なコメント失礼します。
私はこの旧小出町出身の者です。
私の実家もこの円柱型で桜文様があしらわれた提灯を使用しております。この地域一帯でこの独特の提灯を使用しているのかと思いきや、本町やその他一部のお宅では宮内と同じ丸い提灯を使用していました。
今年の夏に帰省した際に祖父に聞いたところ、昔は小出一帯は円柱の提灯を使用していたが、現在ではそれを作れる職人さんが減った為、値段も高騰し、円柱型を使用する家庭も少なくなったとのことでした。
どこで作られ、いつから使用され始め、どのくらいの地域まで使用されていたかは不明ですが、この美しい提灯が姿を消してしまうかもしれない現状を知りました。
現在個人的に小出町の歴史を調べていますが、ネットや書物だけでは信憑性がなく、限界があるのを感じています。またこちらのブログで調査結果が拝見できるのを楽しみにしています。
長文失礼しました。
お返事遅くなりすみません。。。
さくらい様、コメントありがとうございました。
小出町の提灯が既に希少となっていること、小出町の中でも宮内と同じ丸い提灯を使っているお宅があること、初めて知りました。
いつか全て丸い提灯になっていくのでしょうか。いや、むしろ現在丸い提灯を飾っている地域も、昔は違う提灯だったのかも?興味は尽きません。
友人、知人に会うたびに「あなたのお家の提灯はどんな提灯?」と尋ねていますが、中には祭りに提灯は飾らないなどという家庭もあり、遅々として進まないながらも楽しんで調べています。
さくらい様は小出町の歴史を調査しているそうですが、フィールドワークなどもしていらっしゃるのでしょうか。
もし提灯について新事実が判明した際には、私にも教えていただければ嬉しいです。
貴重なお話、本当にありがとうございました!